誰がやるの?

今さらながらだが、宇多田ヒカルの旦那wが撮った実写版の“キャシャーン”を観ました。

なんかねぇ、壮大な設定に深いテーマ、テレビまんが(最近のアニメではなく、昔のもの)的表現方法に、最新のCG技術を映像作家が取るとこんな感じだよって映画でしたね。

CGとかはめちゃめちゃスゴイんだけど、表現方法がほんと漫画っぽいw、言葉では表現しずらいんだけど、殴り合いをするシーンで最後はクロスカウンターってヲイそれじゃぁあしたのジョーやんけwってツッコミを入れちゃうくらい、その辺のアニメを好きな人ならあっ!このシーンはアレだwとか思えて結構楽しめます。

設定とかテーマはスゴイんだけど、ストーリーがとーってもチープで、漏れが観た限りではストーリーがねぇ破綻してるんですよねぇ、なんか肝心なところがすべて偶然で済まされてるw、まぁ、すべてをしっかり作ったらもちろん2時間じゃぁ収まらないし、それだけになっても説明くさいだけなのはわかるけど、一番重要な新造人間が出来る行程をあれで済まされちゃぁ、ちょっとガッカリです。

でもねぇ、いくつもの伏線が張巡らされてて、それが最後に一つになるあたりはお見事wって感じで漏れの好きなパターンの作りなんですよね。

ただねぇ、どうもずーっと観てるとこのアニメへのオマージュにしか見れないんですよね。

父親VS息子の構図、父親の母親に対する過剰の愛、新造人間と人造人間wなど等ストーリー上でもそうだし、見た目の映像部分でもいくつもそいうシーンがみられんですよねぇw
ただ、最初は漏れもまぁ思い違いだなとか思いながら見てたんですけどネェ、ラストシーンでのあの母親と息子のセリフのやり取りはまったくそのものでしたよw

でも、ねぇ一つだけ納得しことがこれ

「バトルシーンコンテ:樋口真嗣

ああぁ、ほんもののシンジくんが作ってたんだw